江(ごう)―姫たちの戦国〈下〉 価格: 1,680円 レビュー評価:4.0 レビュー数:1 下巻は秀吉の死から動乱の終焉まで。家光の将軍就任で終わります。
大坂の陣で3姉妹の立場が分かれて、長女と3女は相対する構図になる。
他の作品では冷たくなっていく関係が描かれていたのですが、本作では3姉妹の絆と温かさが伝わってきます。
今までと違った視点での浅井3姉妹の描き方に夢中で読み進みました。
簡潔な語り口で物語が語られていくので、進行がとても速く歴史的な事件もあっさりと処理されたところがあり、少し残念でした。
しかし、これが映像化されるとなると濃密に描かれるだろうと推察できるので、ある意味ではドラマへの期待感が増 |
江(ごう)―姫たちの戦国〈上〉 価格: 1,680円 レビュー評価:4.0 レビュー数:2 「おのれを信じ、おのれの思うまま存分に生きよ。」
幼少の江姫と織田信長とのあいだに交わされた約束です。
最も印象的なシーンでした。
上巻は小谷落城後から慶長の役直前までが描かれています。
信長との約束とおりに、思うままに生きようとしている江姫は小さいながらも思ったことをズバッと話す。
読んでいて、あまり物明け透けさに笑ってしまいます。
キャラクターが立っているなぁと感心します。
姫の生涯を描くには枚数が短いので歴史的な事件でもあっさりと次へと追いやられてしまう感じも |
戦国 名城の姫たち (静山社文庫) 価格: 740円 レビュー評価:5.0 レビュー数:1 2011年NHK大河ドラマの主人公、江(ごう)。
彼女は織田信長の妹・お市の方の次女として生まれ、
2度の結婚と別れののちに、徳川二代将軍・秀忠の
妻となり、三代将軍・家光を生み、娘・和子を天皇家へ
嫁がせたという、戦国時代の超セレブ姫。
ちなみに、彼女の姉はあの秀吉の側室・淀。
この本で、江のことを初めて知りました。
当時の登場人物と時代背景がとてもよくわかる1冊です。
姫たちの強い生き方に学ぶところ、多いです。
|